光明池ココット歯科医院

光明池駅から徒歩2分 | 「治す」だけでなく「再発を防ぐ」ことまで見据えた歯科診療

🦷妊娠中の歯科治療はいつ受けるのが安全?安定期の重要性と知っておくべき注意点🦷

 

「妊娠中に歯が痛くなったけれど、治療しても大丈夫?」 「お腹の赤ちゃんへの影響や、レントゲン、麻酔が心配……」

妊娠中にお口のトラブルが起きると、このように不安でどうすればいいか悩んでしまいますよね。

結論からお伝えすると、妊娠中の歯科治療は「安定期(妊娠5ヶ月〜8ヶ月頃)」であれば、安全に受けることができます。 むしろ、つわりや妊娠中のホルモンバランスの変化によって、妊婦さんは虫歯や歯周病になりやすい状態です。

この記事では、妊娠中の歯科治療に最も適した時期や、レントゲン・麻酔・お薬に関する注意点、妊娠中にお口のトラブルが増える理由をわかりやすく解説します。

目次

  1. 妊娠中に歯科治療を受けるなら「安定期」がおすすめ

  2. 妊娠中、歯科治療は「いつまで」受けられる?

  3. なぜ妊娠中は虫歯や歯周病になりやすいのか?

  4. 【Q&A】妊婦さんが気になる安全性への疑問(レントゲン・麻酔・薬)

  5. 妊娠中のセルフケアと、安心して受診するためのポイント

1. 妊娠中に歯科治療を受けるなら「安定期」がおすすめ

妊娠中の歯科治療は、時期を選ぶことが何よりも大切です。最もおすすめなのは、妊娠中期にあたる「安定期(16週〜27週 / 5ヶ月〜8ヶ月頃)」です。

安定期が適している理由

  • つわりが落ち着き、体調が安定しているため:長時間の診療姿勢や、お口の中に器具を入れるのが楽になります。

  • 流産のリスクが低くなるため:妊娠初期のようなデリケートな時期を過ぎているため、身体への負担が少なくなります。

  • お腹の大きさがまだ比較的動きやすいため:妊娠後期(臨月)になると、仰向けの姿勢が苦しくなる「仰臥位低血圧症候群(ぎょうがいていけつあつしょうこうぐん)」を起こしやすくなります。

「安定期に入るまで少し時間があるけれど痛む」という場合は、我慢せずにまずはかかりつけの歯科医院に相談し、応急処置だけでも受けるようにしましょう。

2. 妊娠中、歯科治療は「いつまで」受けられる?(時期別の注意点)

妊娠期間(初期・中期・後期)ごとの、歯科治療の受けやすさと注意点をまとめました。

  • 妊娠初期(1週〜15週 / 0〜4ヶ月頃)

    • 治療のスタンス:原則として「応急処置のみ」に留めます。

    • 理由:つわりで体調が不安定であり、お腹の赤ちゃんの器官が形成される非常にデリケートな時期のため、体への負担や薬の投与を極力避けます。

  • 妊娠中期(16週〜27週 / 5〜8ヶ月頃)

    • 治療のスタンス通常の歯科治療・クリーニング・予防ケアが可能です。

    • 理由:母子ともに安定しているため、虫歯治療や歯周病治療を計画的に進めるベストなタイミングです。

  • 妊娠後期(28週以降 / 9ヶ月〜臨月)

    • 治療のスタンス:応急処置のみ、または出産後に延期します。

    • 理由:いつ陣痛が来るか分からない時期であり、長時間の仰向け姿勢が母体に大きな負担をかけるためです。

3. なぜ妊娠中は虫歯や歯周病になりやすいのか?

「しっかり歯磨きをしているのに、妊娠してから歯茎が腫れたり虫歯ができた気がする……」というお悩みをよく耳にします。これには以下のような明確な理由があります。

  1. つわりによるセルフケア不足 歯ブラシを口に入れるだけで吐き気がする(歯磨きがつらい)ことで、すみずみまで磨けず、磨き残しが増えてしまいます。

  2. 食事の回数・好みの変化(だらだら食べ) つわりを和らげるために少しずつ何回も食べたり、酸っぱいものを好むようになると、お口の中が酸性に傾き、虫歯菌が繁殖しやすくなります。

  3. ホルモンバランスの変化 妊娠中は女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の分泌量が増えます。特定の歯周病菌はこのホルモンを栄養源とするため、歯茎の炎症(妊娠性歯肉炎)が起きやすくなります。

特に妊娠中の歯周病は、早産や低体重児出産のリスクを高めることが分かっています。そのため、お口の健康を守ることは赤ちゃんの健やかな成長を守ることにもつながります。

4. 【Q&A】妊婦さんが気になる安全性への疑問

歯科治療を控えてしまう理由として多い「レントゲン」「麻酔」「お薬」についての安全性をお答えします。

Q1. レントゲン(X線)撮影はお腹の赤ちゃんに影響しませんか?

A. 歯科用のレントゲンは影響が極めて少ないため、ご安心ください。 歯科医院で撮影するレントゲンはお口の周辺のみであり、撮影時には「防護エプロン」を着用するため、お腹の赤ちゃんと撮影部位が大きく離れています。また、現代のデジタルレントゲンは放射線量が非常に微量です。ただし、どうしても不安な場合は、安定期以降に最小限の回数で実施します。

Q2. 治療中の局所麻酔は使っても大丈夫?

A. 歯科用の局所麻酔は、使用しても問題ありません。 「痛みを我慢するストレス」の方が、お腹の赤ちゃんや母体にとって悪影響を及ぼすことがあります。使用する麻酔薬は極めて少量であり、胎盤を通過して赤ちゃんに悪影響を与える心配はほぼありません。体調に合わせて配慮しますので、妊娠中であることを必ず歯科医師にお伝えください。

Q3. 処方された痛み止めや抗生物質を飲んでもいい?

A. 医師が「妊娠中でも安全に使える」と判断したお薬のみを処方します。 市販薬を自己判断で服用するのは危険ですが、歯科医院で処方される鎮痛薬(カロナールなど)や一部の抗生物質は、妊婦さんと赤ちゃんへの安全性が確認されているものが選ばれます。痛みを我慢せず、必ず指示通りに服用してください。

5. 妊娠中のセルフケアと、安心して受診するためのポイント

妊娠中にお口のトラブルを防ぎ、スムーズに治療を受けるためのポイントです。

  • 母子手帳を手元に準備して受診する 妊娠週数や体調の経過を歯科医師と共有するため、受診の際は必ず母子手帳をご持参ください。

  • 体調が良い時間帯・無理のない予約を つわりの波がある場合は、体調が安定しやすい時間帯を予約時に伝えておくと安心です。

  • つわりがつらい時のセルフケアの工夫

    • 匂いの少ない、発泡剤の入っていない歯磨き粉を使う

    • ヘッド(ブラシ部分)の小さい歯ブラシに変える

    • 歯磨きができないときは、水やお茶、ノンアルコールのマウスウォッシュでブクブクうがいをするだけでも効果的です。

まとめ:妊娠中こそ、お口のケアを大切に

「妊娠しているから歯科医院に行ってはいけない」というのは大きな誤解です。むしろ、お口の健康状態は母子の全身の健康に直結しています。

当院では、妊婦さんの体調や妊娠週数に合わせた、体に負担の少ない丁寧な治療・クリーニングを行っております。「安定期に入ったから検診を受けたい」「少し気になる痛みがある」という方は、我慢なさらずに、ぜひお気軽にご相談ください。

光明池ココット歯科医院

2026年09月20日 19:07

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